CADのブロック化は、設計を効率化するのに欠かせない機能です。世界でトップシェアを誇るDWG互換CAD、ARES(アレス)の最新バージョンでは、 この機能が大きく進化しました。

AIを搭載したブロック生成ツールで、「ドアの開き方向」、「コンセント」、「テーブル」など、必要な内容を文章で指定するだけで、CADシンボルの候補を自動生成できるようになりました。 これは、

この記事では、CADのブロック化に時間がかかる理由と、ブロック作成を効率化するポイント、さらにARESで使えるAIによるブロック生成機能についてわかりやすく解説します。

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CADのブロックとは、線や文字などの複数の図形をまとめて、1つの部品のように扱える機能です。たとえば、ドア、コンセント、テーブル、ボルトなど、図面で何度も使う形をブロック化しておくと、毎回同じ図形を描く必要がありません。

一度登録すれば、同じ図面内だけでなく、別の図面でも再利用できます。つまり、ブロック化は作図時間を短縮しながら、図面の品質を保つために役立つ機能です。

 

ブロック化は便利ですが、正しく作るには意外と手間がかかります。「ブロック名」「挿入する基点」「画層」「線種」「尺度」などを決める必要があるからです。

これまでCADシンボルを作成するには、形状の作図、基点や画層の設定、ブロック名の管理など、細かな作業が必要でした。これらを間違えると、配置したときに位置がずれたり、図面のルールに合わなかったりします。特に、社内で決められた作図ルールがある場合は、1つのシンボルを作るだけでも確認作業が増えます。そのため、単純な部品作成でも時間を取られてしまうのです。

ですから、ブロック作成のような繰り返し作業は、できるだけ効率化することが大切です。

CADのブロック化はAIにおまかせ!シンボル作成の手間を減らす新しい方法

 

 

CADをブロック化する工程を効率化するには、よく使うシンボルをライブラリ化します。ドア、窓、コンセント、家具、設備記号などをまとめておけば、必要なときにすぐ呼び出すことができます。

チーム全員が同じライブラリを使えば、図面ごとのばらつきも少なくなります。ブロックは「作って終わり」ではなく、「使い回せる資産」として管理することが大切です。

 

ブロックを効率よく使うには、ルールをそろえることも大切です。

たとえば、ブロック名の付け方、基点の位置、画層、尺度、線の太さなどを統一します。ルールがないと属人化し、後日、修正が必要になることも。

 

すべてのブロックを人間が手作業で作る必要はありません。

図面の整合性や設計内容の確認などは人間が判断し、単純なシンボル作成はAIやツールに任せるといったように、人間とAIの役割を明確に分担することが効率化につながります。

たとえば、「コンセント」「テーブル」「ドアの開き方向」など、内容がはっきりしている部品であれば、AIを使った自動化が容易です。

ARES Commander、ARES Kudoでは、AIを活用して、シンプルなテキスト説明からCADコンポーネントを生成できるようになりました。

たとえば「ドアの開き方向」「コンセント」「テーブル」など、作りたいシンボルの内容を文章で指定することで、AIが複数の候補を生成します。より目的に合ったシンボルを生成するには、形状、向き、用途、表示方向などを自然な文章で具体的に伝えることがポイントです。

ユーザーは生成された候補のなかから、目的に近いものを選択できます。選択した候補はブロックとして保存し、名前を付けて図面内で再利用できます。配置時に尺度を調整できるだけでなく、ARES CommanderやARES Kudoのブロック編集機能を使って、形状や内容をさらに調整することも可能です。

そのため、AIで生成したブロックをそのまま使うだけでなく、自社の作図ルールやプロジェクトの条件に合わせて編集しながら活用できます。家具、車両、樹木、設備記号など、作成に時間がかかる図面要素の準備に役立ちます。

これにより、CADシンボルをゼロから作る手間を大きく減らせます。

 

AI支援によるブロック生成では、プロジェクトに合わせたシンボルを素早く作成。作成したブロックは、調整して再利用することも可能です。

この機能により、図面ごとにシンボルを探したり、過去図面からコピーしたりする手間を減らすことが可能になります。また、同じルールで作成したブロックを使えば、プロジェクト全体の一貫性も保ちやすくなります。

作図スピードを上げながら、図面品質も維持できる点が大きな魅力です。

 

AIでブロック生成を効率化すると、設計者は単純作業から解放されやすくなります。これまでシンボル作成やライブラリ検索に使っていた時間を、設計検討や図面チェックに回すことができるからです。

CADの乗り換えを検討している企業にとって、ARES CommanderやARES Kudoという選択肢は、コストの優位性だけでなく、生産性を高めることにもつながります。

 

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