ARES Commander 2023、8個の新機能。ARES Trinityで業務連携をより快適に。
- 29/07/2022
- Posted by: Tomoko Okada
- Category: ニュース


Graebert社のCADソフトARES Trinityには、3つのプログラムが含まれています。WindowsとmacOSに対応したデスクトップコンピュータ(パソコン)用のARES Commander、AndroidとiOSに対応したタブレットとスマートフォン用のARES Touch、そしてクラウド(インターネットブラウザ)上で動作するARES Kudoです。 ARES Trinityは単体のアプリケーションではなく、パソコン、モバイル、クラウドの機能を組み合わせた相互接続ソリューションであり、同僚の間やビジネスパートナー、クライアントとの間で、よりスマートな業務連携を実現します。
ARES Trinityバージョン2023の新機能は、新しいライセンスを提供しているのをはじめ、入出力サポートの拡張、よりカスタマイズされたユーザー体験を可能にし、ユーザーにさらなる柔軟性を提供しています。
1) ARES Trinityへのアクセスを、ストックされたフレックスライセンスで共有する。

Graebert社の新しいフレックス クラウド ライセンスは、同じオフィスで働くユーザーグループが、ライセンスを共有することでコスト削減を可能にします。従来の、ユーザーごとに固有のライセンスを保有しなければならない手間から開放されるのです。 Graebertの新しいライセンス・オプションでは、3人以上のユーザーがARES Trinityのライセンスを共有できるようになります。インターネットに接続できる場所であれば、どこからでも同じフレックス ライセンスを共有することができるようになります。
ひとりのユーザーがARES Commander、Touch、Kudoにログインすると、ストック分から1つのフレックスライセンスが稼働し、その間は、ほかの誰もアクセスすることができなくなります。そのユーザーがログアウトするか、1時間以上非アクティブ状態になると、ライセンスはストックに戻されます。
フレックスライセンスは、1年および3年のサブスクリプションで利用できます。 https://youtu.be/3MtTTDotVzo
2) モバイルパックで、DWGユーザーのニーズに合ったツールを提供

モバイルバックは、「ARES KudoとARES Touchは必要だが、ARES Commanderは不要」というユーザーに最適な選択肢となります。 この新しいライセンス・オプションは、DWG図面を閲覧・編集する必要はあるが、図面を作成しないユーザーに対して、クラウド環境とモバイル環境のCADソリューションを提供します。 具体的なユーザーのイメージとしては、たとえば、クライアント、設計図面をディレクションする立場の専門家、変更を承認する管理者、保守作業中に図面を参照する技術者、建設現場での作業を監督するチームリーダーなどが想定できます。 モバイルパックのユーザーは、図面を閲覧・編集するだけでなく、プロジェクトの他のメンバーとの連携を容易にするさまざまなツールを利用することができます。 主な機能は次のようなものです。
- デスクトップPCのインターネットブラウザを使用して、ARES Kudoで図面を閲覧、修正し、コメントするための2D機能のフルセット。
- iOSやAndroidを搭載したスマートフォンやタブレットのアプリARES Touchから、図面を閲覧、修正し、コメントするための2D機能のフルセット。
- モバイルパックに含まれているコラボレーション機能。具体的には、テキスト、音声、スタンプ、モバイル端末で撮影した写真などを使ったフィードバックの送信と共有。
- 図面を閲覧できる表示専用リンクの共有。プロジェクトメンバーの動きやプロジェクトの動きを把握できるメール通知機能。
3) Google認証、Apple 認証を利用したソーシャルログイン
Graebert製品は、パスワード管理の手間も軽減します。ユーザーがすでに所有しているWebサービスを用いたソーシャルログイン・オプションを提供しています。 Graebert製品やGraebertカスタマーポータルを使用する際に、GoogleやAppleのアカウント情報でログインできるようになったのです。 このソーシャルログイン・オプションは、すべてのARESユーザーで利用可能です。Microsoftログインなど、他のシングルサインオン(SSO)オプションは、エンタープライズのお客様にご利用いただけます。

4)クラウドに親和性の高いダイアログボックスで、一般的な処理をよりシンプルに。

新しいダイアログボックスの「開く」「保存」コマンドは、クラウドストレージ内の図面ファイルへのアクセスが便利になりました。 通常と同じように図面を保存したり開いたりしながら、同時にクラウドストレージを活用することができます。現在のワークフローでは、新しいダイアログボックスを使用しています。
5) アクセス権限のユーザーインターフェースの改善。

共有機能を含むアクセス権限ダイアログボックスに、ボタンの配置など、直感的に使いやすいユーザビリティが加わりました。
6) ARES TouchのPDFへの印刷機能を強化

これまでのARES Touchでは、モデル全体またはシートだけをPDFにエクスポートすることしかできませんでした。
今回から、ARES TouchにPDFへの印刷機能が強化され、アクティブなモデルやシートからウィンドウや特定の形状を指定して、特定のエリアのみをエクスポートすることができるようになりました。
7)ARES Touchから任意のクラウドプリンターへの印刷。

ARES Touchは、PDFへの印刷に加え、モバイルデバイスから直接、クラウド対応のプリンターで図面を印刷するためのインターフェイスの提供を開始しました。これには、Apple AirPrint™に対応したプリンターや、AndroidからWi-fi®ダイレクトまたはクラウド経由で印刷するための同等のサービスを提供するプリンターが含まれます。
8) ARES Kudoで、PDFからDWGへ変換。

ARES Commanderの人気機能であるPDFインポートが、ARES Kudoでも利用できるようになりました。Webブラウザなどのオンライン上でDWGに変換することが可能になったのです。 PDFにエクスポートされたDWGファイルは、図面の編集に役立ちます。また、複数ページのPDF文書を扱う場合、すべてのページを挿入するか、特定のページのみを挿入するかを選択することもできます。
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