ARES レンダリング プラグイン ー ARES Commander の 3D レンダリング
※この動画には日本語字幕があります。字幕の表示方法はこちらをご参照ください。
※日本国内では、販売しておりません。
ARES レンダリング は、ARES Commanderのプラグインです。このプラグインが提供する強力なツールによって、リアルタイムでレンダリングし、高解像度の写真のようにリアルな画像をすばやく簡単に生成できます。
以前は、ARES レンダリング をインストールする必要がありましたが、プラグイン・タブを使い、ARES Commander から ARES レンダリング へ簡単にモデルを送ることができるようになりました。
ズーム・ツールを使うと、違った視点から見比べることができます。また、マウスホイールを使えば、「接近」することが可能です。シフト+右マウスボタンで「ORBIT(軌道上周回)」することも可能で、アイコンも使えます。
ARES レンダリング は、当社のグラフィック・カードのパワーを最大限に引き出し、リアルタイム・プレビューを可能にしました。
サイドメニューのなかから図面の各レイヤーが選択可能です。「MATERIALS」のタブが選択されているので、下部にはマテリアル・ライブラリーが表示されます。
最初にみえるCAD基本カラーである255色のパレットは、簡単にドラッグしてレイヤーに塗ることが出来ます。さらに「MATERIALS」カテゴリに移動すれば、すぐに使用できる多くのマテリアルを含むサブカテゴリを見つけることができます。
横にスクロールして、いま仮にこの金属製を選んでレイヤーにドラッグします。すると現状のものから差し変わります。
この操作は図面の全てのレイヤーでリピート可能です。 このアイコンで「MATERIALS」セクションにある全てのカテゴリーが表示されます。
この特定色の青(ナンバー5)が割り当てられたレイヤーにご注目ください。図面には各エレメントがあります。カラーをレイヤーにドラッグすれば、既存のものと簡単に置き換え可能です。
レイヤー内の全てのオブジェクトを、自動的に差し替えます。一方、図面のひとつのエレメントからマテリアルをドラッグすることもできます。
選択したエレメントと、同じレイヤーを共有するすべての要素に新しい素材が追加されることがわかります。
それでは、元の色である青に戻します。パレットの「GEOMETRIES」タブを選択します。再び、図面のひとつのダクトにマテリアルをドラッグします。
今回は、結果が違っています。
その理由は「GEOMETRIES」タブがフィルターとなってレイヤー全体への影響を遮断し、ひとつのオブジェクトにだけマテリアルが適用されたからです。このパレットに表示されるタブの順序により、レンダリング時の優先順位が決まります。
「GEOMETRIES」にマテリアルがない場合は、その次のタブを探してみればきっと見つかるでしょう。「LAYER」タブで見つけた場合、対応するマテリアルが割り当てられます。
ARES レンダリング が常に表示されているとは限らないことを忘れないでください。マテリアルとライトによってモデルの理解が容易になるのはリアルタイム レンダリングのおかげなのです。
このケースでは「地面」となる平面がありません。なぜなら、「SHADOW CASTS」がないからです。では自分の影を参考にして、影をパイプ間に配置してみましょう。
ARES Commander でフロアを追加します。フロアを示す四角形を作ります。
変更を保存して、ARES レンダリング上でモデルの変更を確認してみましょう。
地面にマテリアルを適用し、直接ドラッグするか、またはレイヤーごとに割り当てます。
「NAVIGATION 」タブでは、カメラを素早く直感的に移動することができます。俯瞰図でも正面図でも、「NATURAL LIGHTS」タブによって自然光を構成し、光源の方向を決定できます。
モデルに適用した影をリアルタイムで観察しながら、です。必要に応じて、画像をレンダリングして独立した高解像度イメージに作成できます。
これを行うには「SCENES」タブに移動します。「PRODUCE」を押してバーに「rendering process」を表示します。
オプションの中から今回はフォーマット「PNG」を選択します。そのほか、解像度など、レンダリングに必要な性能を選択します。
すべての入力を済ませると、ARES レンダリング がレンダリングした画像を表示します。このウィンドウには、アクティブ画像またはすべて(複数ある場合)の画像の保存ボタン、さらにステレオイメージの作成などのほかのオプションを保存するためのボタンがあります。
また、「BACKGROUND」タブからバックグランド・カラーないしイメージを選択することが出来ます。
360度イメージを使用することも可能です。この例ではバックグランドは白ですが、個人のライブラリーから風景写真を選ぶことも可能です。
ARES レンダリング を必要とするプロジェクトはさまざまです。例えばいくつかの違った視点のイメージが必要とか、映画制作における仮想空間での歩行とか、以前ご紹介した3D眼鏡を使用するSTEREOSCOPIC画像、などです。
ARES レンダリング のすべての機能が試せるフリー体験版はこちらからダウンロードできます。
POSTED ON 18 OCTOBER, 2019 BY GRAEBERT