建設業界のDXを支援するCADソフトのBIM機能とは?

CADソフトは、多くの業界でものづくりに活用されています。なかでも建設業界で使われてるCADは、高層ビルや大規模建造物、土木事業などのプロジェクトにおいて、さまざまな図面づくりに導入されています。
近年、高齢化が進む建設業界では急速にDX化が進んでおり、課題解決の施策のひとつとしてCADソフトのBIM/CIM(ビム/シム)機能に注目が集まっています。
この記事では、建設業界の現状とともに、BIM/CIMをはじめ、いま、建設業界で求められているCADソフトの特長についてご紹介します。

建設業界のDXを支援するCADソフトのBIM機能とは?

汎用CADのポイント③図面のバージョン管理は簡単か?

建設系CADで作図する大規模プロジェクトでは、多くの人びとが一枚の図面に対して、意見や修正を加えます。
複数の組織、複数の国など、企業の枠や国境を超えたコラボレーションをしながらプロジェクトを進める場合、図面のバージョン管理やアクセス権限の設定のしやすさも、CADを選ぶ上での大きなポイントになります。

汎用CADのポイント④費用とライセンスは適切か?

CADソフトの料金体系には、大きくわけてサブスクリプション型と買いとり型のものがあります。そのほか、ライセンスという料金体系もあります。
基本料金は安く設定されていても、必要な機能を加えると高額になるケースも少なくありません。事前に、メンテナンス費用や追加機能も含めて、トータルでかかる費用を確認しておきましょう。
料金を優先するあまり、無料ソフトを利用することは、セキュリティに不安が残ります。とくに建設用CADでは、他社とのコラボレーションが必要不可欠ですので、セキュリティで問題が起こることは致命的です。
もし無料のソフトを使うのであれば、ひとまず、有料ソフトの無料体験版を試すことをおすすめします。