CADソフトの操作を学ぶための学習の流れ

ここからは、CADソフトの操作方法を学ぶための学習のポイントをご紹介しましょう。

基本操作とコマンドを学ぶ

まずは、CADソフトの基本的な操作方法やよく使用するコマンドを学びましょう。直線、円、多角形などの基本的な図形の描画や編集方法を理解し、よく使うコマンドを覚えることで、高度な作業もスムーズに行えるようになります。

CADには、沢山のコマンドがありますが、最初からすべてのコマンドを覚える必要はありません。基本的なコマンドは、10数個です。これを覚えるだけで、基本的な図面は描けるとも言われています。

図面をトレースする

続いて既存の図面をトレース（模写）してみましょう。
図面のトレースは、図面の構造や詳細な要素を理解し、製図の基本スキルを身につけるために効果的な練習方法です。

たとえるなら、小学生が漢字を繰り返し書いて漢字を覚えるのと同じ原理で、反復練習によって製図技術を身につけていきます。
最初の頃は、A2の図面をトレースするだけで1日がかりになることもあるかもしれません。しかし、日々の積み重ねによって、徐々に作図スピードは上がっていきます。

トレースは、製図技術を効率的に習得するための基盤となる練習方法です。トレースにによって、製図技術を段階的に習得していくことができるからです。
トレースの練習方法には「既存の図面をコピーして追加や修正を行う」、あるいは「物体の半分だけ製図して、残り半分をトレースする」など、さまざまなアプローチがあります。
トレースをする際「正確にトレースをする」「数をこなす」、どちらのやり方も正解といえます。取り組む前に自分なりの目標を掲げて、PDCA(計画→実行→分析→改善)を繰り返しながら取り組むことが、モチベーションの維持につながります。

練習図面を描く

基本操作を覚えたら、いよいよ練習図面で製図を行います。
実際に手を動かしながら図面を作成することで、学んだ知識を実践的に身につけることができるようになるでしょう。

図面をチェックする

作成した図面やトレースした図面を、他の人や専門家にチェックしてもらうことで、自分のスキルや知識が不足している点を確認することができます。

初心者におすすめ、CADの練習図面が豊富なオンライン講座

ここからは、2D CAD初心者におすすめの練習図面が豊富なオンライン講座をご紹介しましょう。

ARES オンライン講座とは？

ARESオンライン講座は、AutoCAD（DWGファイル）と完全な互換性がある汎用CAD　ARES（アレス）の使い方を学ぶことができるオンライン講座です。
ARESは、ドイツで40年以上の実績があるCADメーカーGraebert（グレバート）社が提供する汎用CADで、業界で有名なAutoCADと同等機能（同等コマンド）を備えています。
一方、AutoCADにはない低価格のサブスクリプションライセンスも提供していますので、AutoCADの同等機能を低価格で利用することができます。

ARES オンライン講座で学べること

この講座では、CADソフトの初心者から、ほかのCADソフトからの移行を考えているユーザーを対象に、ARESの基本的な使い方をマスターすることを目的にしています。
コンテンツは2種類。日本のオリジナルコンテンツとグローバルで使われているコンテンツが提供されています。
日本のオリジナルコンテンツである「ARES入門コース」は、操作手順を動画を見ながら学んでいきます。
全部で7章あり、各レッスンをステップバイステップにこなしていくことで、ARESの機能を無理なく習得できるような仕組みになっています。
もちろん、すでに知っている機能はスキップすることもできます。

ARES オンライン講座をお得に活用する方法

この講座には、各コースに練習図面が付属しています。この練習図面を活用することにより、自身が納得いくまで反復練習をすることができます。
肝心のCADソフトは、もちろん購入もできますが、まずは30日間無料の体験版をダウンロードすれば、ソフトの代金は無料。オンライン講座の受講料のみで、実践的なスキルを身につけることも可能です。
また、AutoCADユーザーには、ARESへの乗り換えを容易にする無料コンテンツも用意されています。

くわしくは、コチラ。ARES オンライン 講座

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詳しくはこちらまで。

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