AutoCAD 代替ソリューションARESの魅力とは? IntelliCAD、BricsCADとの違いは?

ARESは、AutoCAD と同等の機能を備えた汎用CADソフトです。DWGに対応し、なおかつ、コストパフォーマンスに優れています。

ARESを提供するGraebert社は、1977年にドイツ・ベルリンで創業。1994年には、世界に先駆けてAutoCADの代替ソフトをリリースしています。

Graebert社のARESの特長は、AutoCADと互換性のある他社製品、IntelliCAD、BricsCADの歴史と比較すると一目瞭然です。

IntelliCADは、プログラムソースをアメリカの非営利団体(ITC)が管理するソフトウエアで、1998年に市場に投入されました。BricsCADは、2002年にベルギーの企業が創業し、当初は、IntelliCADをベースにスタートしましたが、後にオリジナルのCAD製品を開発していきます。

一方、Graebert社は1977年に創業後、1983年に世界で最初のAutoCADリセラー(販売店)となり、さらに1994年には世界初のAutoCADの代替ソフト(当時のブランド名はFelixCAD)をリリースしています。

その後、ブランド名をARESに変更後し、次々と機能をアップデートしています。さらに、業界に先駆けてモバイルやクラウドで活用できる技術を搭載し、革新的なCADソリューションを提供し続けています。

 

国内にも、多くのユーザー企業が存在します。なかでも、ゼネコントップ5のうち3社がARESのエンタープライズ版を活用している点は、注目に値します。韓国ではLG、現代、サムスンが、そのほかの国でも、PTC Onshape、Dassault Systèmes(Corel)、Corel(CorelCAD)などで世界に冠たるグローバル企業がARESを活用しています。

2023年現在、ARESは、世界中に800万人のユーザーがいます。この数字は、AutoCADに次いで、世界第2位の市場を形成していることを意味しています。

なお、Graebert社はドイツ・ベルリンに本社があり、ロシアに母体や関連企業があったことは一度もありません。

当社の詳しい歴史はこちらをご覧ください。

 

 



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