Graebert Gets Into BIM

CAD評論のスペシャリストRalph Grabowski が、Graebert社のBIMの優位性についてレポート。

「BIM対応のDWGソフトウェアを製造しているのはGraebert社だけではありません。だからこそ、同社は、BIMが重要な市場であると認識しています」 Graebert社は、DWG市場におけるBIMについて次のような可能性を見出しています。

  • AECユーザーで、なおかつBIMを利用しているユーザーは20%以下にすぎない。残りの80%はCADユーザーであり、市場に投入後20年経った今でも、BIMに対して大きな抵抗があることがわかっている。
  • BIMを導入することによってフル3Dで仕事ができるようになったにもかかわらず、店舗や現場で使う2Dの図面が大量に作成されているのは、2Dがまだ標準として受け入れられていることと、法的な理由によるもの。
  • BIMのユーザー1人に対して、CADのユーザーは3〜10人程度存在する

 

Graebert社は、日本、インド、ヨーロッパの一部で市場の優位性があり、同社のデスクトップやクラウドソリューションがすでに活用されているところでは、BIMへの参入が期待されています。

詳しくは、Ralph Grabowski氏ブログへ(英文)。