DWG互換2D CAD、ARES (アレス)は、2D図面の作図だけでなく、BIMも推進する企業に有効な選択肢です。

スーパーゼネコンの一角を担い、建築特化型の業態で業界のトップランナーを走る竹中工務店では、2019年からARES Commanderを導入。マルチライセンスを活用することで、2025年時点で、パソコンインストール台数が8600台に達しました。さらに、図面のクラウド活用で顕在化したバージョン管理の課題に対して、ARES Trinityも導入しています。

この記事では、竹中工務店がARES CAD ソフトウェアを導入した背景と継続する決め手をユーザー事例として紹介します。

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竹中工務店では全社的にBIMの推進を進めていた一方で、慣れ親しんだ2D CADからの切り替えが簡単ではない状況がありました。

同社では、BIMのメリットを活かしつつ、2Dの作業もスムーズに進められるCADソフトが必要でした。ここで注目されたのが、DWG互換を軸に運用できるARES CADだったのです。

竹中工務店が、マルチライセンスでARES CADを8600台へ展開した理由

 

竹中工務店が、ARESシリーズのデスクトップ版である ARES Commander (アレス コマンダー)の導入を開始したのは、2019年から。2021年には全社展開が進み、2025年には、パソコンインストール台数が8600台に達しました。

導入の決め手は、ARESが2D CADのコストダウンを図りながらも、BIMへ重点投資したいというニーズに合致したことです。乗り換えには、従来利用していたCADのコストが年々上昇していたという背景も後押ししました。

とはいえ、ARES CADが選ばれたのは、コストパフォーマンスだけではありません。DWG互換として、業務に必要な機能がフル装備されている点も評価されています。「価格を抑えながらも品質を落とさず作図業務を継続できる」と判断されたのです。


図面をクラウドストレージへ移行し、複数人で共有・編集できる環境が整う一方で、大規模プロジェクトでは別の課題も顕在化していきました。

クラウド上に図面を置くことで、設計・施工・協力会社など、図面を閲覧・修正する人数が増えます。プロジェクトが大規模になればなるほど、次のような図面のバージョン管理の煩雑化の問題が発生します。

  • 誰がいつ修正したのか、修正履歴が複雑になる
  • 同時編集が発生する
  • 修正履歴が追えない
  • 過去の図面との比較がしにくい
  • 意図しない変更が紛れ込む
  • レビューや検図に時間がかかる
  • 承認フローが複雑かする

 

竹中工務店では、こうしたバージョン管理の課題を解消するツールとして、ARES Trinity に注目しました。

ARES CAD は、コラボレーション機能に優れています。これは他社ソフトには見られない ARES 独自の機能です。

  • ARESのライセンスを持たないユーザーにも図面を共有できる表示専用リンク
  • テキスト、写真、音声など、多彩な方法が使えるフィードバック機能
  • 過去の編集履歴を確認可能
  • 必要に応じて、過去のバージョンに戻すことも可能
  • ユーザーごとに、閲覧・編集などの権限を細かく設定可能
  • 図面の編集競合を防ぎ、同時編集を制限するセッション制御機能

コラボレーションの中核を担う ARES Kudo によって、図面を共有をする上でのさまざまな課題が解消されました。

以上のように、ARESは、単にコスパの優れたDWG互換2D CADというだけでなく、「2DとBIMの併走」や「バージョン管理」といった機能的な優位性から、同社に採用されました。

詳しくは、こちらの動画でも解説しています。

図面のデータベース化をすすめる竹中工務店が注目する、DWG完全互換ソフト│ARESユーザー事例

 

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