過去の機能

ARES Commander 2020の主な新機能

図面比較

変更部分をカラー表示して2つの図面を比較

新しい図面比較パレットにより、現状の図面と別の図面とを比べることができます。

例えば同僚が行った変更を理解し、同じプロジェクトの2つのオプションを比較するために、ビフォー・アフターで並列で表示するといったことが可能になります。

データ抽出

エンティティやブロックから情報を抽出、CSVファイルやテーブルに展開

「データ抽出ウィザードを使用すると、部品表をすばやく作成したり、図面から他の種類の情報を抽出したりできます。エンティティを選択し、抽出するデータのみをフィルタリングします。

さらに図面にテーブルとして挿入するか、スプレッドシートにインポート可能なファイルを生成できます。

カスタムブロックの改善

他社CADソフトのダイナミック・ブロックと同等に、カスタム・ブロックを使用してよりスマートなエンティティを作成できます。そのエンティティのサイズと外観はグリップの追加によってパラメトリックに調節可能です。同じブロックの異なるタイプを、切替オプションとしてドロップダウン・メニューに装備することもできます。

ダイナミック・ブロックをカスタム・ブロックにコンバート
AutoCADで作成したダイナミック・ブロックは、ARES Commander上でもインテリジェンスとパラメトリーを保持しているため、そのまま使用することができます。さらに、これからは、コマンドCBCONVERTを使うことで、ARES Commander による定義修正の上、カスタム・ブロックとして取り込むことも可能になります。

ブロック編集テストモード

ブロック編集に「ブロックをテスト」機能が加わりました(コマンドCBTESTBLOCK)。
ブロック編集を中断することなく、カスタム・ブロックの定義をテストすることが可能になります。

距離乗算子と角度オフセット

これまでは、増分を数値で定義して、最終的にエンティティのサイズ変化を制限し、「存在しない」または「生成できない」構成にならないようにしていました。

これからは、この問題が距離乗算子を使用することによって、カスタムブロックの距離値を増減する係数を指定できるようになりました(たとえば、各増分後にサイズを2倍にするなど)。

角度オフセットは、角度において同じように機能します。 たとえば、エンティティは60度の角度増分でしか回転できないように定義できます。

複数の基点を定義します

従来のブロックには、ひとつの基点しかありませんでした。これからは、カスタム・ブロックによって、挿入時に複数の基点を選択できるようになりました。Ctrlキーによって、基点を循環させることができます。これにより、さらにアクションを実行することなく、ブロックを配置し、位置合わせすることができます。

ハッチング(網掛け)とグラデーションのグリップ編集

ハッチまたはグラデーションハッチの輪郭をポリラインのように操作します

網掛けエンティティを選択すると、グリップが現れ、直接形状を操作できます。カーソルをグリップ・ポイントに合わせると、編集オプションを含むコンテキスト・メニューも表示されます。

関連付けパターン

複数の行と列に沿って同じエンティティのコピーを配列し、必要に応じてパターンを変更します

パターンを使って、線形または円形の組織に従って、あるいはパスに沿ってエンティティを複製することができます。 これらのパターンは関連付けされています。 グリップを使用するか、または関連付けパターンをダブルクリックして編集できます。

投げ縄選択

時短のための新しい選択方法

投げ縄選択法を使えば、カーソルをドラッグして指定されたイレギュラーな輪郭内のエンティティを、選択することができます。

PCX印刷構成ファイル

他社CADソフトのPC3形式と同等

PC3ファイルをインポートするか、PCX形式で新しいプリンター構成ファイルを作成して保存します。 これにより、後続の印刷で同じ構成を同僚と簡単に再利用および共有できます。

3Dをより高速に

新しいコマンド、「OFF SET EDGE」と「CONVERT EDGES」

「エッジをオフセット」と「エッジを変換」という新しいコマンドは、3Dソリッドのエッジまたは面から2Dエンティティを展開するのに役立ちます。特に、建設エンティティを展開する時に有効です。ブール演算、またはプッシュ/プルアクションと組み合わせて、ほかの3D形状を作成するための参照として使用します。

ワークスペースをカスタマイズ

新しいCADのワークスペース

CAD Generalワークスペースは、ARES Commanderのデフォルトの「Drafting&Annotation」ワークスペースの代替リボンです。 このアイコンは、AutoCADや同等の他社CADソフトからの乗り換えを容易にします。

ワークスペースの簡単な作成、保存

ARES Commanderのインターフェイスを自分流に再構成して、新しいワークスペースとして保存できます。

ARES Commander用MAP

ARES Commander登録者専用フリーマップ・サービス

住所を検索し、ストリートマップと衛星画像を取得して、図面の背景に挿入します。

このプロフェッショナルなマップサービスは、GISソリューションの世界的リーダーであるEsriと共同で開発されています。MAPは、ズーム率に応じてさまざまな詳細情報を提供します。

これらのベースマップの上に描画するか、照会ツールを使用すると、特定ポイントの座標、特定選択範囲、または2ポイント間の距離を収集できます。

このプラグインはWebベースのサービスでご利用いただけます。ARESサブスクリプションに登録している方は、無料でお使いいただけます。

新しいマークアップ機能

新しいマークアップ機能により、コメントやフィードバックを、新しいタイプの注釈機能を使って共有できます。 テキストやディメンジョンなどほかの注釈ツールとは異なり、マークアップは図面にエンティティを挿入しない、図面の上にあるコラボレーションレイヤーのようなものです。 マークアップは、ARES Commander、ARES Touch、およびARES Kudoから作成できます。 これらは、すべてのARESユーザーとデバイス間でリアルタイムに同期されています。 この機能は、クラウドで運用されるサービスです。新しいマークアップを使用するには、ARES Commanderのクラウド・ストレージ・パレットを使用して、あらかじめ、図面をクラウド・ストレージに保存しておく必要があります。

マークアップの始め方

はじめに、クラウド・ストレージ・パレットを使用して、図面のライブ同期を有効にする必要があります。

クラウド・ストレージ・パレットは、ARES Commander内の右側にある青いタブです。 このパレットを初めて使用するときは、Googleドライブ、Box、Dropbox、OneDrive、Onshape、Trimble Connectなどのクラウド・ストレージを接続する必要があります。

次に、[ファイル]メニューの[クラウドに保存]またはコマンドSAVETOCLOUDSTORAGEを使用して、図面をクラウド・ストレージと共有します。

クラウド・ストレージ・パレットを使用すると、ARES Commander、ARES Touch、またはARES Kudoの任意のデバイスで図面をフォローできます。 このパレットを使用すると、クラウド・ストレージを参照して図面を見つけ、ARES Commanderで編集用に開くことができます。 ローカルで快適に作業でき、ARES Commanderで保存した変更はすべて同期されます。 図面は、どのデバイスでも各ユーザーに対して常に最新版が提供されます。 同時に、コメントとマークアップもライブ更新されます。

コメントとマークアップ

コメントとマークアップ機能は、ARES Commander のコメンティング・パレットにあります

コメントパレットを表示または非表示にするには、リボン領域を右クリックしてリストで選択します。

コメントとマークアップは同じパレットに表示されます。 コメントを使用すると、選択したエンティティにリンクできるテキストを入力できます。 また、マークアップは、ほかの注釈付きの図面についても、双方向の議論を可能にします。

マークアップをスタンプする

定義済み、あるいはカスタム・スタンプを使用する

スタンプは、図面(またはその一部)が、「社外秘」、「ドラフト」、「承認済み」、「拒否」、「有効」などを示すために使用できます。

また日付印や認証印、サインなどもカスタマイズしてオリジナル・スタンプを作成することもできます。

画像マークアップ

図面に画像で注釈を付ける

「百聞は一見にしかず」という諺は、現場でスマートフォンやタブレットからARES Touchを使用してコメントしている場合に、ぴったりの表現です。

現場で活用するときは、マークアップで画像を送って、図面内ではなく、コメント・パレットのディスカッション・スレッド内に挿入できます。 画像マークアップは、選択したエンティティにリンクすることもでき、同じマークアップに複数の画像を盛り込むことができます。

BIM機能

ARES のバージョン2020は、BIMプロジェクト・ドキュメントのためのクラス最高CADプラットフォームを構築するという、Graebertの革新的ロードマップのための第一歩です。

BIM(Building Information Modeling)ソフトはすでに20年以上も前から存在していました。とくに建設業界において、よりスマートに共同作業を行うためのソリューションとして、強い関心が集まっていたのです。

しかしながら、統計をみると、BIMに移行したユーザーは20%未満です。何故でしょうか? 技術情報の量、そしてその複雑さが、3D、BIM、およびシュミュレーションの導入とともに増加しているなか、DWG図面は、BIMよりも、情報をより詳細なレベルで整理するのに役立ちます。また、これらの図面は、業務執行、オペレーション、保守、そして法的目的で特に必要とされます。

もう1つの主な理由は、顧客と共有するファイルには法的責任が伴うことです。非常に詳細な2D図面は、プロパティに情報が隠されている3D BIMファイルよりも、責任の評価および検証がはるかに簡単だといえます。

こういった事実が、BIMを大規模に使用している組織でさえ、図面を使用するために、その3〜10倍のCADユーザーを雇用し続けている理由となります。

また重要なポイントとしては、BIMソフトからの2D出力の品質が非常に低いと言われていることです。 BIMユーザーとCADユーザーの間でワークフローが壊れているため、時間とリソースに多くの無駄が発生しています。 総合的に考えると、BIMデータを、プロジェクトに関係する他の専門家と効率的な方法で共有ができさえすれば、BIMの価値は大幅に向上することでしょう。これがGraebertが、図面とデータ抽出に力を入れている理由となります。

BIMナビゲーター

IFC、RVTファイルをインポートして必要なBIM情報だけをフィルタリング

BIM ナビゲーター・パレットを使用すると、ARES Commanderで1つまたは複数のBIMファイルをインポートして表示できます。 サポートされる形式には、IFC(バージョン2X3、4、および4×2)とRVT(Revitバージョン2011〜2020)が含まれます。 さらに、フィルターを使用して、必要なオブジェクトのみを表示/非表示にし、ディシプリン、カテゴリー、フロア、クラス、またはその他のBIMプロパティなどの基準を組み合わせることができます。

BIMプロパティを読む

オブジェクトを選択してそのBIMプロパティを読む

BIMプロジェクトを表示して回転しながら、オブジェクトを選択できます。 BIMナビゲーターはエレメント・ツリーでそれらを強調表示し、プロパティ・パレットにはBIMプロパティが表示されます。 または、エレメント・ツリーからオブジェクトを選択すると、プロジェクトで強調表示されます。

BIMデータ抽出

選択したBIMオブジェクトのプロパティを、図面内のテーブルまたはスプレッドシート用のCSVファイルにエクスポート

BIMエンティティを手動で選択するか、BIMナビゲーターのフィルターを通して、BIMデータを抽出します。 ウィザードは、必要なプロパティのみを分離するのに役立ちます。 データは、図面に表として挿入したり、Excelや他のプログラムで使用するためにCSVファイルにエクスポートしたりできます。

BIM図面

BIMプロジェクトのセクションから2D図面を抽出

断面を指定して2D BIMプロジェクトから2D図面を抽出し、ARES CommanderのCADツールを使用して、プロジェクトを詳細または注釈付きでさらなるドキュメント化を目指します。

ARES Commander 2019の主な新機能 

DWG2018 形式で保存

最新DWGファイル形式と抜群の互換性

ARES Commander はDWG形式をネイティブ形式として使用しているため、  AutoCAD®やMicro Station®など、ほかのCADソフトウェアとファイルを簡単に共有することができます。

以前のバージョンで、DWG 2018形式で保存された図面を読んだり修正したりできるようになりました。ARES Commander 2019では、図面を保存する既定の形式がDWG2018形式になりました。

 

DWG形式の以前のバージョンで保存することも、引き続き可能です。サポートされているその他の描画形式には、DXF、DWF、DWT、DWS、およびDGN(インポート)があります。

カスタマイズ可能なブロック

新しいカスタム ブロック エディタで、よりスマートなブロックを。

カスタム ブロック エディタは、_EDITCUSTOMBLOCKコマンド、またはブロックをダブルクリックすれば起動します。ブロック参照を修正したり、サイズや形状をパラメトリックにしたりする場合に使います。

コンテキスト・リボンには、移動、尺度、ストレッチ、回転、パターン、ミラーなどの特殊なグリップとアクションを組み合わせる機能が含まれています。

たとえば、グリップをストレッチしてサイズをダイナミックに調整できるカスタム・ブロックを作成できます。

同じブロックで異なるタイプのスイッチングを許可する

非表示または表示されている要素を持つ異なる状態のカスタム・ブロックを作成することもできます。 これにより、例えば、ひとつのブロックだけを使用して、さまざまなオプションを表示できるようになります。

ひとつのカスタム・ブロックでいくつものブロックを置き換える

複数のグリップとアクションを組み合わせることで、よりスマートなブロック作成が可能です。ひとつのカスタム・ブロックで今の10倍のブロックが代用可能で、生産性を飛躍的に高めます。

カスタム・ブロック・エディタには、ジオメトリック規則を使ってカスタム・ブロックにインテリジェンスを付加する制約機能も含まれています。

画層マネージャーのパレットとダイアログ

画層ダイアローグはリデザインされ、パレットでご利用可能

新しい画層マネージャーは伸縮自在のパレットとして、画面横に固定するか、または自由に動かせるようになりました。これにより、画層や関連機能、例えば画層状態、画層プレビュー、画層を切り分けなどに即時にアクセスできます。

画層をマージ(結合

この新しいコマンドは、複数の画層を合成するなど、画層の再構成に大活躍します。

「画層をマージ」コマンドもまた、新しい画層マネージャーの機能です。選択した画層を結合して、新たな画層を作ります。例えば受け取った図面を将来のプロジェクトのために簡略化したり、名前を変更したりする場合に役立ちます。

クラウド ストレージ パレット

クラウド ストレージに同期して描画を作成・修正

クラウド ストレージ パレットは、ARES Commanderを使ってGoogleドライブ、Box、DropBox, OneDrive, Onshape そしてTrimble Connectに保存した図面を閲覧・ローカル編集するのに使用します。

デバイスやユーザーの垣根を超えて、簡単に修正を同期できます。ファイルは常に最新版になり、他のコンピューターやモバイルからもアクセス可能です。

最近の機能強化には、ARES Commanderからストレージを追加する機能が含まれています。 表示専用のURLとして図面を共有するために、このパレットから、直接、表示専用リンクを生成することもできます。 他のオプションには、フィルタとファイル オプションがあります。

コメント パレット

プロジェクト周辺のコラボレーションの向上

コメント パレットでは、クラウド ストレージ パレットと同期している図面にコメントを付けることができます。 図面に一般的なコメントを追加したり、選択したエンティティに自分のコメントをリンクしたりできます。

そして同僚や取引先がそのコメントを確認し、返信することができます。 図面の周りのコラボレーションを向上させる、インタラクティブで生産的な方法です。

プッシュとプル

直感的に3Dソリッドを作成・修正

プッシュとプルを使用すると、3Dソリッドまたは2Dエンティティの面を選択し、3Dで押出したり差し引いたりすることができます。 面を押したり引いたりして、3Dソリッドを編集します。 プッシュとプルは、長方形、ポリライン、または円などの閉じた領域を3Dソリッドに成形し、囲まれた領域を差し引いたりします。 あるいは、選択したエンティティのみを押し出したり差し引いたりすることもできます。 円弧またはスプライン曲線はメッシュ サーフェスに変換されます。

3Dソリッドの面取り

3Dソリッドまたは隣接サーフェスのエッジを修正

面取りエッジは、2Dで使用する面取りコマンドと同じように3Dで機能します。 2つのサーフェス間または3Dソリッドの隣接する面に傾斜した面(距離を設定できます)を作成します。 あるいは、エッジをフィレット コマンドでエッジを丸めることもできます。

ポリソリッド

3Dソリッドを壁状に作成

ポリソリッドを使えば、描いたポリラインに沿って一定の高さと幅を持つ3Dの壁を作成できます。したがってラインのセグメントは直線または曲線で作成できます。ポリソリッドはポイントを選択することで作成可能です。あるいはまた、ポリラインや円弧あるいは線分などの既存の2Dエンティティを3Dポリソリッド エンティティに変換することもできます。

図面のためのデジタル署名

デジタル証明書を使用して図面を認証する*

デジタル署名は、組織が署名者の身元、意図、および電子文書の完全性の証明を確保するのに役立ちます。 ファイルが署名されてから変更されていないことを保証します。 利用するケースとしては、入札の呼びかけ、認証、建設許可などがあります。

*証明書は別途購入が必要となります。

ARES Commander 2019の新機能

エンティティの新しいハイライト表現

エンティティ上にマウスを置くとハイライトされる

マウスをエンティティの上に置くだけで、エンティティが色付きでハイライトされます。どのエンティティを選択するのか選択範囲をクリックする前に、視覚で確認できます。

「明」スタイル用の4Kアイコン

HDスクリーンへのサポート向上

ARES Commanderでは、コマンドUI で、デフォルトの「暗」スタイルまたは「明」スタイルを選択できます。「明」スタイルは高解像度スクリーンを新しい4Kアイコンでサポートしています。

STLインポート

STLファイルを3Dオブジェクトとしてインポート

3D図面のシェアや3次元プリンティングで人気の高い、STLフォーマット。ARES Commanderでは、このフォーマットへのエクスポートだけでなく、インポートも可能になりました。

3Dマウスのサポート強化

SpaceMouse®を使って3Dでの作業を楽しもう

3D Connexion SDKの統合により、3D ConnexionのSpaceMouse®製品シリーズとの互換性が向上します。

ARES Commander 2018の新しい機能

ARESにおけるCADソフトウェア三位一体

ARES CommanderもれなくついてくるARES TouchとARES Kudo¹あわせてお楽しみください 

ARES TouchはAndroid®やiOS®のスマートフォンやタブレットを使って、外出先で図面の読み込み修正、注釈付けができます。ARES Kudoユーザーやデバイス間でファイルを同期させることでクラウドの機動性をさらに高めていますARES Kudoでは、DWG図面をオンラインで読んだり、共有したり、すぐに修正したりすることができます。これら3つのソリューションがどのように連携しているかを理解し、ワークフローを向上させるために私たちのビデオをお見逃しなく。

DWG 2018形式の読み取りと修正 

ARES Commanderは新しいDWG形式を読み取ることができるようになりました結果として、他に類を見ない互換性を提供し続けています 

最新バージョンのDWGファイル(R2018まで読み込み及び修正が可能です。ARES Commanderでは、図面作成修正及び、2013から2017までの以前のバージョンを含めたDWG形式への直接保存ができます。そのためAutoCAD®やMicroStation®などの他のCADソフトウェアとのファイル共有ができます。他にサポートしているファイル形式にはDXF、DWF、DWTDGN(インポート)があります 

クラウドストレージパレット 

ARES Commanderとクラウドストレージを接続すると、ARES Kudoが変更内容を同期します 

ARES Kudoにおけるクラウドストレージパレットは、ARES Commanderにクラウドの迅速性を提供します。このパレットには、GoogleDrive®、Dropbox®、Box®などのクラウドストレージにあるファイルが表示されます。パレットを使用すれば、ファイルをローカルで作業した後、変更があればすぐに自動的に変更を同期することができます。たとえば、1台のコンピュータでプロジェクトを開始し、別のコンピュータでプロジェクトを継続し、さらにARES Touchプロジェクトをチェックできます 

ARES Kudo  クラウド時代におけるCAD

最新のDWG編集をWebブラウザで直接行えます

ARES Kudoはインターネットブラウザで動作します。DWG図面をオンラインで閲覧、共有、変更することができます。インストール不要、更新不用でどのコンピューターからでもログインするだけで使用できます。

表示のみのリンクの共有

ARES Kudoを使用することでプロジェクトの状況を共有したい相手向けに、プロジェクトの最新状況をインターネットブラウザで直接表示できるURLを生成できます。 

この機能では、ファイルをオンラインで表示し共有できるリンクのオン/オフを自在に切り替えることができ、無料で追加のインストール等不要で提供しております。図面を変更するとリンク先の内容がライブ更新されるため、常に最新の状態になります。必要に応じて、いつでもリンク先にアクセスできないようにすることも可能です。 

ブロックの基点を再定義 

図面内のブロックの基点をブロックの分解をせずに修正できます 

新しい_REDEFINEBASEPOINTコマンドは、ブロックの新しい基点を設定するのに有効です。新しい基点は、選択したブロックに適用されますが、以前または以後挿入にも適用されます。これにより、たとえば、ブロックを置き換える前にブロックを分解して再作成することを避けることができます。 

ブロック属性マネージャ 

シンプルなダイアログ内でブロック属性プロパティを編集および再構成 

新しいブロック属性マネージャー(BAM)を使用すると、非常に直感的にブロックの属性定義を再定義できます。属性が表示されているかどうか定義でき、順序、招待状、デフォルト値、およびその他のパラメータを包括的なダイアログから直接修正することができます。 

グリップとプロパティパレットによる3Dソリッド編集

グリッドとプロパティパレットを使用し3Dソリッドプリミティブ修正 

ボックスや円柱などの3Dソリッドプリミティブを選択すると、ソリッドの寸法を直接編集できる新しいグリップが表示されます。また、マウスで操作し、クイック入力で固定値を入力することもできます。さらに、プロパティパレットで変数を編集してシェイプを修正することもできます。 

ダイナミックカスタム座標系(CCS) 

ダイナミックカスタム座標系(CCS) 

ダイナミックCCSは、ユーザーインタフェースの下部にあるトグルまたはF6キーを押すことでオンまたはオフにすることができます。オンにすると、CCSは動的サーフェス上を移動します 

2D、3Dヘリックス 

2Dスパイラルと3Dヘリックスの作成 

HELIXは、2Dにおけるスパイラルや3Dにおけるヘリックスを作成することに使用できる新しいエンティティです。さらに、HELIXを押し出しパスとして使用して、ボルトのねじ山、円形の階段または斜面などの複雑な形状を作成することもできます。 

表の数式とExcelへのエクスポート 

図面を残すことなくテーブル内の数式を使用し、インポート/エクスポート機能を備えたMicrosoft Excel®でワークフローを改善できます 

テーブルを選択すると、列や数式の合計または平均などの式を挿入できるコンテキストリボンが表示されます。また、Excelからテーブルをコピーして選択した領域に貼り付けするか、新しい_EXPORTTABLEコマンドを使用して図面のテーブルをExcelや他のスプレッドシートで使用できるcsvファイルにエクスポートすることもできます。

MultiLeadersよる注釈 

MultiLeadersを使用して、単一のテキスト複数の矢印で図面に注釈を付けられます

MultiLeadersは、同じテキスト複数回繰り返されることを避けます。同じテキストを複数の矢印に関連付けるために使用できます。_MULTILEADERコマンドは、MultiLeaderスタイルを作成および管理し、図面全体にわたって一貫したスタイルを維持するために、_MULTILEADERSTYLESコマンドにも関連付けられています。 

ユーザビリティの向上 

エンティティを矢印キーで段階的に移動し、エンティティを現在の画層にコピーするか、またはクリップボードから現在の画層にコンテンツを貼り付けします 

エンティティを選択して、オプションで調整できる増分だけキーボードの矢印で移動することができます。この機能は、インタラクティブエンティティの位置を調整することに役立ちます。 

_COPYコマンドを使用している間はエンティティを元の画層ではなく現在の画層に直接コピーすることもできます。同様に、_PASTEコマンドを使用すると、クリップボードコンテンツを現在の画層に配置することができます。 

ARES Commander 2018における新しいコマンド 

 

_UISTYLE

デフォルトのダーク(ブラック)ユーザーインタフェースと以前のライト(グレー)ユーザーインタフェースを切り替えることができます。このコマンドは、システム変数_COLORTHEMEに関連付けられています

 

_EDITMULTLEADER

MULTILEADERエンティティを編集して、たとえば同じテキストに矢印を追加するために使用されます 

¹ARES TouchとARES KudoはGraebertのサブスクリプションの期間中使うことができます。新しいライセンスまたはアップグレードを購入すると、12ヶ月のGraebertサブスクリプションが含まれています。サブスクリプションが期限切れになると、ARES TouchとARES Kudoを引き続き使用することやアップグレード及びEメールサポートを引き続き受けるため、サブスクリプション更新お勧めをさせていただきます。

ARES Commander 2017の主な新機能

Android®、iOS®向けARES Touch

最新UIとiOS版のリリース

外出先で、DWGファイルを作成、修正、注釈付け、そして共有しましょう!

ARES Touchは、スマートフォンやタブレットで活用できる、最も機能がまとまったCADソリューションです。Android、iOSの両方で利用可能です。また、ARES Commander 2017で導入された新ダークユーザーインターフェイスも使用可能です。

ARES Commanderを購入すると、ARES Touchを無料で1利用できます!

新しい“Trinity”のダークユーザーインターフェイス

新ダークUIは、すべてのARES CADソフトウェアのユーザーインターフェイスを調和させながら新機能を導入します

新ダークUIは、Graebertの独自の「トリニティ」コンセプトに貢献し、デスクトップ、モバイル、クラウド間のシームレスなユーザーエクスペリエンスを提供します。新鮮でモダンな見た目に加え、パレットの自動非表示、コマンドライン補完、元に戻す・やり直しの履歴、ウェルカムスクリーンなどの機能を楽しめます。

ライセンスと端末を管理するためのカスタマーポータル

お持ちコンピュータでライセンスを使用し、最大限の柔軟性をお楽しみください

新しいカスタマーポータルにより、ライセンスとサブスクリプションの管理が簡単になります。ライセンスを使用して、どのコンピューターからでも作業できます。同じユーザーが同時に最大2台のコンピュータでライセンスをアクティベートし、いつでもログアウトして、自分のライセンスを他のコンピューターで使用することができます。

多機能グリップ

ミッドポイントとエンドポイントのグリップ上を移動すると、クイック編集オプションが表示されます

エンティティグリップを移動すると、エンティティタイプに応じて異なる編集機能を提供する新しいコンテキストショートカットメニューが表示されます。エンティティの長さを編集するか、エンティティの端点グリップからエンティティを伸ばしたり、円弧の半径を変更したり、ポリラインに頂点を挿入したり、または弧をポリラインに変換できます。

ポリライン編集の改善

中間点に頂点を追加し、セグメントを円弧または線などに変換します

コマンドEDITPOLYLINEの新しいオプションは、ポリラインの編集における生産性を向上させます。弧セグメントを線に変換したり、線分に変換したりすることができます。セグメントの中間点に頂点を追加してその位置を変更することもできます。その他の新しいオプションには、テーパと反転があります。

座標入力における相対角度

“@”接頭辞を使用して、最後に指定したセグメントからの角度を入力します

“@”接頭辞を使用して、すでに相対距離に使用されているように相対角度を入力できるようになりました。このユニークな機能は、連続する線またはポリラインセグメントを描画する際の座標入力を大幅に簡素化します。

ハッチングとグラデーションにおけるトリムとパワートリム

ハッチングとグラデーションの形状を編集する比類なき柔軟性 

TRIMおよびPOWERTRIMコマンドを使用して、ハッチングおよびグラデーションを整えることができます。ハッチングとグラデーションを含む領域の形状を編集するのは簡単ではありません。分割されたハッチングとグラデーションは自動調整を維持し、1つのエンティティとして残ります。

高度なPDFからDWGへの変換 

新しい機能により、PDFからより多くの情報を回復できます 

ARES Commanderは、PDFファイルをDWGファイルに変換またはバッチ処理することに加え、レイヤーの組織と名前を復元するオプション提供するだけでなく、エンティティ線種線幅も維持します。

中心線挿入 

線のペア、同心円弧とポリラインセグメントの間に中心線を挿入します

機械設計に非常に人気がありますが、他の状況でも非常に役立ちます。CENTERLINEコマンドは、選択したペアのエンティティから等距離の位置に線を描きます。CENTERの線種はデフォルトで割り当てられ、中心線の微調整できます。 

任意のパスに沿ったパターン 

別のエンティティによって定義されたパスに沿ってエンティティをコピーします

線、ポリライン、円弧、円、楕円またはスプラインに沿って、選択したエンティティの複数のコピーを配列します。さまざまなオプションを使用することで、挿入の距離合計数を定義できるだけでなく、各挿入を選択したパスに合わせる方法も定義できます。

寸法線の分割 

オーバーラップを避けるため寸法線と延長線を分割します。

寸法線または延長線が別のエンティティオーバーラップしている場合、コマンドSPLITDIMENSIONを使用すると、連想性を損なうことなくデフォルト距離または手動距離で分割でき注釈の読みやすさを向上させます。

高度なブロック属性の編集 

ブロック属性とプロパティ先進的な編集用の新しいダイアログ 

1つまたは複数のブロック挿入を選択し、この新しいダイアログを使用して1つ以上の画層線種、色、テキストスタイルなどのブロックプロパティを編集できます。 

ダイナミック印刷プレビュー

生産性向上のため、印刷設定ダイアログが再設計されました 

印刷された後の図面の様子表示するダイナミックプレビューで、印刷設定のため再構成されたダイアログをお楽しみください。印刷設定を調整するために、設定とプレビューを切り替える必要がなくなりました。 

その XtraTools™コマンド 

面倒な作業を解決するためのより多くの強力な機能  MacとLinuxで動作 

XtraTools²のメニューやリボンタブを見ると、レイアウトビューポートの管理、寸法スタイルのインポート/エクスポートより良いテキストラベルの作成、ブロックのスケーリング、色による描画順の定義など、多くの新機能があります。 

ARES Commander 2017における新しいコマンド 

 

SetByLayer

選択したエンティティプロパティ上書きByLayerに変更します

 

新たなSETBYLAYERコマンドを使用すると色、線種、線の太さといったどの画層プロパティ継承させプロパティが影響を受けるかをエンティティに対して編集することができます。 

 

ChangeSpace

エンティティをモデル空間からレイアウトに移動、またはその逆の移動をします

新たなCHANGESPACEコマンドは、モデルとペーパ空間の間のコンテンツの移行を容易にします。このコマンドは、エンティティを移動するだけでなく、レイアウト内のビューポートの尺度比を考慮して、エンティティを同じ位置に、正しいスケールで挿入します。 

ARES Commander 2016で以前にリリースされた新機能

クイック入力

カーソルのすぐ隣ダイナミック情報と入力ボックス 

カーソルのすぐ隣に座標、角度、距離を入力します。クイック入力には、長さ、角度、プロンプト、およびオプションに関するダイナミック情報も表示されます。ARES Commanderとの対話は、極めて直観的で迅速なものになりました。 

注釈スケーリング 

レイアウトシートおよびプリントアウト上の注釈のスマート尺度 

注釈尺度は、寸法、テキスト、ハッチング、ブロックのサイズとスケールを各ビューポートのスケールに合わせて調整します。注釈はレイアウトシートのすべてのビューポートで一貫して均一なサイズで表示されます。 

パターンハッチング

画像やブロックを使用しハッチングで図面を改善できます – Windows®のみ² 

イメージやブロックのパターンを使用してハッチングを作成します。先進的なオプションには、選択したパターンの尺度間隔、および回転が含まれます。PatternHatchは、ARES Commander 2016で導入された新しいXtraTools™コマンドの1つです。 

曲線テキスト 

円弧に沿ってまたは円弧内にテキストを描画する新しいテキスト機能 – Windowsのみ² 

円弧に沿って曲線テキストエンティティを作成します。オプションには、テキスト書式、オフセット距離、弧の凸面または凹面の選択などがあります。新しい XtraTools™メニューとタブの中にCurvedTextコマンドがあります 

図面タブ 

開いている図面間簡単切り替え 

図面タブが図面ウィンドウ領域の上部に表示されるようになりました。1つのタブにカーソルを合わせると、目的のビューにすばやく切り替えるために図面のプレビューとその異なるレイアウトが表示されます 

DGNインポート

DGNファイルをARES Commanderで修正可能なDWGエンティティに変換します

ImportDGNコマンド図面内のブロックとしてDGNファイル(V7またはV8)からコンテンツを挿入しますdgn形式は、MicroStation®やその他のCADソフトウェアのユーザーに人気があります。DGNインポートは、他のプロフェッショナルとの高い相互運用性を提供します。 

ヘッドアップディスプレイツールバー 

コンテキストツールバーから利用可能なクイック編集オプション 

エンティティを選択すると、この新しいコンテキストツールバーがカーソルの横に表示されます。ショートカットには、選択範囲のズーム、エンティティ画層の変更、線種または線幅の変更、および選択範囲からの寸法またはブロックの作成の可能性が含まれます。 

レイヤーステートマネージャー

レイヤーの構成の作成と管理 

新しいレイヤーステートマネージャーを使用すると、画層を簡単に切り替えるために異なるシナリオを作成し、名前を付けることができます。例えば、いくつかのレイヤーを隠し、同じプロジェクトのさまざまな側面を示すために色を変更することができます。 

新しい選択方法 

図面内のエンティティを素早く分離または非表示 – 同様のプロパティを共有するエンティティを検索および選択 

SelectMatchingでは、類似のエンティティを見つけることができます。IsolateEntitiesとHideEntitiesを使用すると、図面の一部を表示または非表示にすることができます。IsolateLayersは、残りのレイヤーをロックしてフェードする新しいオプションも追加されました。 

ブロック用の新しいユーティリティツール 

ブロックの管理をより素早く行うための新しいXtraTools™コマンド – Windows版のみ² 

ReplaceBlockとReplaceBlockByReferenceは既存のブロックを他のブロックに置き換えるのに便利です。GetBlockInfoは、各ブロックの発生数を示すレポートを生成します。他のコマンドは、ブロック属性インポートまたは再定義するのに役立ちます。 

その他のXtraTools™コマンド

面倒な作業を解決するための新しいパワー機能 – Windows版のみ² 

ARES Commander 2016には、生産性を重視した新しいコマンド群が導入されています。PatternHatchとCurvedTextのほか、Break Line、1行のテキストを複数行に変換、エンティティを指定して線種作成、Lisp Explorerといった複数の機能があります。 

寸法の位置スナップ 

注釈の視覚的影響改善 

この新しい設定を有効にすると、連続する寸法線の間の増分距離を定義できます。半径と直径の寸法線も指定された角度間隔で配置されます。図面は見た目がよりきれいに整理されます 

改良されたOLEサポート(Windows版のみ) 

Microsoft® OfficeにリンクされたExcelの表またはその他の要素を挿入します

PasteSelectedコマンドは、OpenOLEコマンドを使用してコンテンツを編集し、直接CAD図面でMicrosoft Officeの機能を使用できるようにリンク貼り付けオプションを提供します。 

コマンド名補完

ARES Commanderはキーボードコマンドを探す手間を省きます

コマンドバーにコマンドの最初の文字を入力し、提案のためにTabキーを押して、コマンド名とシステム変数を検索します。 

複数行のブロック属性 

テキストの段落でブロック属性を作成できます 

ARES Commander 2016では、ブロック属性の作成と修正が強化されました。ブロック属性として複数行のテキストを作成し、複数行テキストで使用できるすべてのテキスト書式設定オプションを使用できるようになりました。 

 

プロパティパレットの改善

プロパティグループを折り畳んだり展開したりすることができます 

プロパティパレットは、選択したエンティティプロパティ素早く参照するのに役立ちます。本リリースではプロパティグループを折り畳んだり、展開したりすることができるようになり、特に寸法などのたくさんのプロパティを持つ複数のエンティティタイプにとって便利です。 

 

WMFのエクスポート

最新のビューをwmfファイルにエクスポートできます

ExportWMFコマンドによって、コンテンツをwmfファイルへとエクスポートすることができます。WindowsMetaFile(WMF)形式を使うことで、非CADソフトウェアとのより高い相互運用性を提供します。 

 

画像注釈のサポート 

ARES Touchとのコラボレーションの改善

スマートフォンやタブレットのARES Touchで図面に挿入された画像注釈がARES Commanderに表示されるようになりました。画像注釈は、写真や関連するコメントで図面に注釈を付けることができます 

ARES Commander 2015で以前にリリースされた新機能

AndroidARES Touch 

ARES Touch:Androidタブレット(およびスマートフォン上でのARES Commanderの実現 

Androidタブレット向けの最初のDWGベースのフルCADソフトウェアを体感してください。ユーザーインタフェースは、ARESユーザーのためタッチスクリーンと直感的動作の両方対応しています。ファイルはDropboxまたはGoogle Drive経由で同期されるか、USBで共有できます。ARES Commanderを購入すると、ARESTouchを無料*で利用できます!

LicenseToGo

新しいアクティベーションダイアログでは、他のコンピュータからライセンスを非常に簡単に使用できます 。

プロダクトキーを使用して別のコンピューターでライセンスを有効にすることで、最終的に別のOS(Windows、Mac OS XまたはLinux)作業できます。どのPC*からでも作業できるのです!LicenseToGoは最長5日間継続され、同じPCまたは別のPCで更新することができます。 

PowerTrim

エンティティを他のCADソフトウェアより速くトリムまたは拡張します。

マウスを動かして、複数のエンティティを一度にトリムします。マウスでパスを描くだけで、マウスをかしている間にARESがトリムします。Shiftキーを使用する場合は、Extendコマンドを使用することで同様の操作を行うことができます。 

QuickModify

頻繁に使用されるコマンドを組み合わせることで、より高速に描画及び修正ができます 。

1つのコマンドだけを使用しそのコマンドを離れることなく、同一のエンティティの選択における移動、回転、拡大縮小、および/またはコピーといった複数のアクションを実行および結合できます。

2D制約 

インテリジェンスを図面に追加し、設計の意図を把握してさらに修正を容易にします 。

Dassault Systèmes SpatialCDSソルバを搭載し、この機能の新しいセットは、あなたが幾何学的にエンティティ間の関係(平行、垂直、正接)または寸法(等しい長さ、比率、式などを定義するのに便利です。ある要素をさらに修正する場合、他の要素はこれらの制約に従って適応します。 

ダイナミックブロックの編集 

ダイナミックブロックは、オプションとグリップで設定できるスマートブロックです 。

DWG図面に挿入されたダイナミックブロックを、AutoCADなどの他のCADソフトウェアで編集できます。グリップを使用して、これらの「インテリジェントな」ブロックをダイナミックかつインタラクティブに変更し、最終的に図面に挿入することができます。新しいダイナミックブロックの作成はまだサポートされていません。 

画面上寸法パレット 

寸法を作成またはクリックすると、新しいフローティングパレットをアクティブにするコンテキストボタンが表示されます。 

寸法の編集はARES Commander 2015より非常に素早くそして簡単になりました。この新しいコンテキストパレットは、書式、スタイル、許容値、接頭辞や接尾辞など、図面内で直接編集するのに便利です。変更を保存して再利用することもできます。 

テーブルの編集 

コンテキストツールバーを使用して図面内のテーブルをすばやく編集できます。 

テーブルのセルの内部をクリックするか、EditTableCellコマンドを起動すると、セル、行、列挿入、サイズ変更、マージ、または削除するためのすべてのオプションを含むツールバーが表示されます。

インプレーステキスト編集 

任意の複数行のテキスト(注)をクリックすると、編集用の新たなフローティングダイアログが表示されます 。

ワードプロセッサのような先進的な書式設定を定義するための新しいコンテキストダイアログを直接DWG図面に使用することでNoteコマンド(AutoCADのMTEXT)が改善されました新しいスタックダイアログは、テキストに分数と許容差を作成するのに便利です。 

その他のボーナスツール… 

DiscardDuplicatesとExplodeBlockXは図面を修正するのに役立ちます 。

DiscardDuplicates重複しているエンティティを削除し、無視する必要のある細かい調整を行うための先進的な設定を定義できます(AutoCADのOVERKILLと同様)。ExplodeBlockXはブロックまたはテーブルを分解し、テキスト内の属性を変換します(AutoCADのBURSTに類似) 

リボンカスタマイズ 

ユーザーインタフェースを再構成して、生産性を向上させます 。

リボンのタブパネルをカスタマイズして、必要ツールやお気に入りのツールをグループ化します。当社が作成した2Dおよび3Dワークスペースに加え、独自のワークスペースを作成することもできます。また、ワークスペースの1つを使って、必要に応じて従来のメニューやツールバーに戻すことができます。 

ARES Commander Edition 2014で以前にリリースされた新機能 

レイヤープレビューツール

新しいLayerPreviewコマンドは、レイヤーのコンテンツのクイックプレビューを提供します。

複数のレイヤーで構成される図面を扱う場合、レイヤーのオン・オフを切り替えて各レイヤーの有無を把握するのには、しばしば時間がかかります。この機能により、コンテンツがすぐに表示され、プレビューの前または後にレイヤーを復元することができます。

レイヤーとエンティティの透過

指定したレイヤーの透過は、図面の表示をわかりやすくするのに役立ちます。

数十のレイヤーがある図面を扱う場合、特に他者によって作成されたレイヤーを含む図面に自分が作成したレイヤーを追加したい場合は、少し複雑になる場合があります。この機能を使用すれば、選択したレイヤーやエンティティ(たとえばハッチング)をフェードインすることができますし、ロックされたレイヤー全体のフェードを定義することもできます。

すばやくグループ化、グループ解除

右クリックショートカットメニューを使ってクリック2回でグループ化、グループ解除。

グループ機能を使用すれば、ブロックを作成せずに図面エンティティを簡単に組み合わせることができます。後で、1つのエンティティのみを選択して、すべてのグループを操作できます。各エンティティは複数のグループに分けられます。たとえば、エンティティを1つ選択してエンティティが属するすべてのグループを移動できます。

MACでも新鮮な見た目

印刷とページのレイアウトダイアログは、Mac規格を満たすように再設計されています。

Mac版にはリボンインターフェースがありません!フローティングユーザーインターフェイスの要素を使用すれば、ARES Commander Edition 2014はMac OS X上で最も完成したDWG CADソフトウェアであるだけでなく、Macの見た目を提供するものです。印刷とレイアウトの設定ダイアログは、Mac規格に従って再設計されています。

図面標準機能(.dwsファイル)

図面標準機能は、図面のカスタマイズ、企業、業界標準への準拠を定義し、チェックするのに便利でます。

レイヤー、線種、寸法スタイル、テキストスタイルにいくつかのルールを作ることができます。この機能はエラーを特定するだけでなく、エラーを修正して調整するのに役立ちます。

設計リソースパレット

この新パレットは、ファイル間で非常に簡単にコンテンツを共有して、生産性を大幅に向上させます。

コンピュータやネットワークを見ているときに、ブロック、参照図面や画像、レイヤー、シート、スタイルなどの図面に使用する便利コンテンツが見つかるかもしれません。

新鮮でモダンな見た目

新リボンインターフェイスは、現代的で直感的な環境を提供しますが、いつでも従来のインターフェイスに戻すことができます。

フレキシブルに設計されたARES Commander Edition 2014は、引き続き移行が非常に簡単です。メニューやリボンを使った製図を知っていてもいなくても、すぐに使い慣れた作業環境を見つけることができます。

レイヤーのグループ化とフィルタリング

レイヤーマネージャーを改良し、レイヤーのグループ化とフィルタリングを改善しました。

レイヤーマネージャーで、レイヤーのグループ化とフィルタリングが非常に高速で直感的になりました。レイヤーをグループやサブグループに整理し、その可視性を管理したり、ロックしたりすることができます。同じレイヤーは複数のグループに所属させることができ、レイヤーをグループにドラッグしてドロップすれば完了します。検索とフィルタリングも可能です。

完成度の高いRichLine編集

EditRichLineコマンドは複数の線のエンティティを編集するように改良されました。

RichLinesは、定義したスタイルに従って複数の線をスマートに描画するのに役立ちます。RichLine編集は、開いた、閉じた、統合されたティーまたはクロス、コーナージョイント、その他の破断、溶接オプションなどのRichLinesを編集するための新しいコマンドを搭載しました。